アート系雑誌の出版社へ!20代第二新卒で夢をかなえた転職体験談!

第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
性別男性
現在の年齢25歳
転職時の年齢25歳
転職時期2019年11月
転職前の業界・職種・都道府県大手雑貨専門店の小売業・販売部門 (東京都)
転職後の業界・職種・都道府県大手美術雑誌出版社のアート事業(東京都)
最終学歴四大卒

キャリ姉
雑貨専門店から、20代の第二新卒で美術雑誌の出版社に転職されたんですね。まずは前職に入社した経緯、具体的な仕事内容をお聞かせください。
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
学生時代は絵を描いたり展覧会を催すのが好きで、アートに関連した仕事に携わりたいと考えていました。雑貨専門店の前職場は当時からイラストレーターやアーティストとの繋がりが強く、研修制度や福利厚生も充実した大手企業でしたので新卒入社しました。配属先が旗艦店だったため、販売に限らずイベントの企画運営やメディア対応、販促業務など幅広い仕事に携わりました。独自性の高い商品構成で、企画の練り上げから商品選定、仕入れ、刈り取りと一貫して担当しました。メーカーとの商談やテレビ対応も行い、一売場の担当者としては幅広い職務に携われたという自負があります。20代でマネジメントを行い、新人社員のマンツーマン指導員として一年、五名のスタッフリーダーとして二年の経験を積みました。
キャリ姉
幅広い業務に携わり、マネジメント経験も積んでいたとのことですが、20代の第二新卒というタイミングで転職を決意した理由は何ですか?
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
職場の雰囲気や裁量に関しては大きな不満はありませんでしたが、3年目にして新卒入社時にいた上司が全員異動するなど流動的な人事であり、適度なプレッシャーやモチベーションを保てなくなりました。同時期に会社のトップが交代し、経営方針が大きく変わった事も要因です。入社理由でもあったアートやカルチャーへの投資を大幅に削減し、堅実な方針で舵取りを行うようになったため、企業の特色でもあったクリエイターとの事業を縮小してしまいました。また、イベントの企画運営を通じてイラストレーターや陶芸家など「その道のプロ」と関わることで、自分も好きなファインアートの世界に直接的に関わりたいと考え、転職活動を行うきっかけとなりました。
キャリ姉
本来希望していたアート系の事業が減ってしまったんですね。転職活動は最初からアート系の出版社に絞って求人を探したんでしょうか?転職活動の具体的な方法も教えてください。
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
アート系の事業会社2社とイベント・展覧会運営会社1社にエン転職を通して応募しました。出版社に絞っていたわけではありませんが、アート系事業という条件で求人を探しました。在職中に転職活動を始めて、3社応募しアート事業会社2社から内定をいただきました。20代半ばでちょうど第二新卒にあたる年齢で、転職活動は初めてでしたので、転職エージェントの方に相談するなどして計画的に動き、転職活動自体はスムーズに終えることができました。
キャリ姉
第二新卒で初めての転職活動がスムーズに進んだとは立派ですね。新しい職場ではどのような業務に携わっていますか?
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
美術雑誌の出版社をベースに、展覧会の企画運営や美術館・アートフェア等での設営作業、アート作品の保険販売などアートにまつわる様々なソリューションを提供しています。入社後は作品の取り扱い方法やアートイベントの運営など、基礎的な業務に携わりました。アーティストの方と企業側の要望を汲み取り、実際の展示内容やイベント企画を練るといったことが現在の主な業務です。会社として国立美術館クラスの作品保管スペースを所有しているため、芸能人や資産家の方とやり取りする機会も多いです。まだ入社して2ヶ月程度ですが、少数精鋭のため当初の応募職種よりも幅広い業務を任せて頂いています。今後は企業や顧客との見積もり作業などの業務に取り組む予定です。
キャリ姉
とても充実している様子が伝わります!前職と比べて新しい職場はどんな点が良いと思いますか?美術雑誌の出版社としてアート事業に関われる点以外にも、転職して良かったと感じる点はありますか?
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
新しい職場が転職前と比べ良い点は、商材が自分の興味に則した物なので、これまでプライベートで培った知識や経験を生かすことができるところです。美術館や作家の知識は人並み以上にありましたので、商談や企画提案の際に活用することが出来ました。メンバーもアートに熱意を持って取り組んでいる方ばかりで、好奇心や向上心を前職よりも高く持って仕事に従事できることは幸せに感じます。給与面に関してはベースは大きく変わりませんが、賞与や成果報酬が充実しており、業種、職種ともに変わりましたが前職より10〜15%の年収アップが見込まれています。業界としては出版社は斜陽ですがネームバリューのある企業ですので今後の成長性にも期待でき希望をもって在籍できています。前職は守りの経営で負債体質だったので会社に対する安心感が変わりました。
また、休日は120日以上、フレックスタイム制の導入で勤務時間の短縮に取り組むなど、プライベートの時間を確保している点もありがたいです。前職はクリスマスなどハイシーズンほど忙しく、有休消化率も悪いため休みが取れず、体調を崩すことも多々ありました。年末年始休や祝日休暇が一般企業並みに支給され、同居している婚約者ともゆっくり生活の時間をとれて日々が豊かになりました。
キャリ姉
ワークライフバランスも確保できているんですね。20代の第二新卒でアート系出版社という異業種への転職活動を実際に行ってみて、不安に感じたことや困ったことはありましたか?
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
転職が当たり前になってきた世相とはいえ、20代の第二新卒で前職と異なる業種、職種への転職はやはり不安でした。不利に感じた点はアート系の業務経験が無いことであり、自分の場合は美大を卒業したわけではないのでその点に言及する面接官の方もおられました。なぜこの業界に?という疑問を持たれることが多かったので、学生時代の経験や前職での仕事に対する姿勢を一貫性を持って伝えることで、志望度の高さをアピールしました。結果的に、経歴全貌を判断して内定を頂くことができた実感があります。
キャリ姉
異業種のアート系出版社に転職できたのは素晴らしいと思います。同じように20代の第二新卒で転職を考えている方にアドバイスはありますか?
第二新卒で出版社に転職した20代Mさん
漠然とした不満やギャップを感じている方はまずその要因を整理する必要があると思います。新卒入社した会社は役員候補として採用されている場合も多く、昇進が数年内に見込まれているなど、中途採用よりも有利なポジションにいるケースもあります。自分のキャリアを数年後まで見通した上で、ネガティブな理由ではなくポジティブな理由で転職活動を行うべきです。そうした姿勢は採用選考時にも必ず判断材料になります。
20代・第二新卒で他業種・他職種にチャレンジする方は、自分のこれまでの経歴を整理することも重要かと思います。面接官は応募者のネガティブな面を確認したいという志向性があります。この人を雇ってどんな戦力になるか?従業員から不満が出ないか?などです。これまでの人生経験を書き出し、希望職種にどう応用できるか、求めている人物像といかにフィットさせてアピールするかを推敲して選考に臨むと良いかと思います。第二新卒や20代だから転職が難しいということはありませんので前向きに第二新卒転職に臨んでください。