年収200万アップ・未経験職種へ転身など「転職成功事例」多数!

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1.厚生労働省データから見る「ワークライフバランス」を目的とした離職の現状

20代の雇用者(男性・女性共に)が「ワークライフバランス」を転職理由に職を変えるケースが増えて来ていますが、まずは厚生労働省データ(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/gaikyou.pdf)(表4 転職入職者が前職を辞めた理由別割合)から20代の男性・女性の前職の離職理由を見てみましょう。「その他の理由(出向等を含む)」を除いて見てみると、以下のような結果になっています。

20-24歳の男性:(1位)給料など収入が少なかった15.1% (2位)労働時間や休日等の労働条件が悪かった11.8%
25-29歳の男性:(1位)給料など収入が少なかった19.3% (2位) 労働時間や休日等の労働条件が悪かった16.5%
20-24歳の女性:(1位)職場の人間関係が好ましくなかった14.5% (2位) 労働時間や休日等の労働条件が悪かった12.6%
25-29歳の女(1位) 労働時間や休日等の労働条件が悪かった13.7% (2位) 給料など収入が少なかった12.2%

転職理由の上位を見てみると、20代の男性、女性ともに「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」という、いわゆるワークライフバランスが取りづらいことを理由として離職している人が多いという実状があります。

また、 (厚生労働省 「労働市場における人材確保・育成の変化」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/gaikyou.pdf)※P141 を見ても、20代の離職率について、仕事と生活の調和(有給休暇取得率や、企業が任意で実施する従業員等向けの福利厚生)などが充実しており、休みが取りやすい産業は、従業員の満足度が高いため離職率は低いという傾向が示されています。一方で、なかなか休みが取れず、福利厚生が手薄い産業は、それが転職理由となり離職率も高いという傾向があります。
例えば上記の資料で、ワークライフバランスという意味の指標として、「有給休暇取得率」1つを見ても、「電気・ガス・熱供給・水道業」は有給休暇取得率が72.9%と高く離職率は7.2%と低なっています。逆に有給取得率が36.5%と低い「宿泊業,飲食サービス業」は、離職率も40%と高い数字になっています。(参考URL https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/gaikyou.pdf)これは20代限定のデータではないですがワークライフバランスの整い方と離職率の相関データの1つとして参考にはできそうです。
他にもワークライフバランスの充実と離職率の相関性については上記資料の中に各種データが出揃っています。これらのデータなどから、有給休暇などの取得が難しく、福利厚生も充実していないなど、企業として労働者にワーク(働くこと)だけを求めすぎると、結果として労働者の離職に繋がることがわかります。雇用者としてはいかに労働者のワークライフバランスを充実させるかが、20代の若者を自社に定着させるかのカギになりそうです。これは男性にも女性にも同じことが言えるでしょう。

2.ワークライフバランスの中で重要視される「労働時間」について

上記で、ワークライフバランスを重視するために転職する20代の割合が多いことが分かりましたが、ワークライフバランスを構成する要素の中で実際に最も重要視されているのが「労働時間」です。やはり「労働時間」は「有給休暇取得率」などとは違い毎日のことなので特に重要視されやすいです。内閣府 男女共同参画局 平成26年「厚生労働省におけるワーク・ライフ・バランスに関する個人・企業調査」(http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2511/9_insatsu.pdf)によると、労働者の1日の労働時間が10時間未満では54.6%が「満足・まあ満足している」と回答していますが、10時間以上-12時間未満では35.3%、12時間以上では13.9%と、過半数が長時間労働に満足していないのが分かります。また生活(ライフ)全般の満足度においても、1日の労働時間別にみると、「満足している」「まあ満足 している」を合せた割合は、10 時間未満では 50.3%であるのに対し、10 時間以上では 12 時間未満 45.0%、12 時間以上 27.1%というように過半数が生活に満足していないことが分かります。「労働時間」がいかに「会社への不満」に繋がり、さらには「転職理由」に直結していくかがわかります。このデータは20代限定のものではないですが労働時間と労働満足度という点では20代でもおおよそ当てはまるものでしょう。
また、「内閣府の厚生労働省におけるワーク・ライフ・バランス関連施策について」(http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2511/9_insatsu.pdf)の中で、女性に対して「今の会社が結婚や出産後も辞めずに働ける会社か」という問いがあり、労働時間が短いほど働き続けることができると感じている女性が多いことが分かります。様々なライフイベントがある中で、女性の場合は特にライフイベントに柔軟に対応するためにも、20代のうちから労働時間(ワーク)のバランスを特に重視する傾向がありそうです。
労働(ワーク)が長時間になると、仕事のみならず生活(ライフ)自体も満足できなくなり、バランスが取ることが非常に困難になります。最近の20代の人材は価値観も多様化しており一昔前の横並びでみんなと同じ行動をするという感覚も薄れてきており、「幸福を感じるためにワークライフバランスの充実が必要」と感じれば迷わず動ける人も増えてきているのが現実なのかもしれません。

3.20代でワークライフバランスを重視した転職を成功させるポイント5か条

ここからはワークライフバランスを重視した転職を成功させる具体的なポイントについてご紹介します。5か条ということでご紹介します。

第1条 志望動機はバランスのとれたものを
まず、ワークライフバランスを充実させることができそうな会社が見つかり、いざ働きたい!となった場合、転職先への志望動機についてどのように伝えるべきか悩む方も多いと思います。ざっくばらんに「御社の福利厚生が良くてワークライフバランスが整いそうなので働きたいです」と志望動機として、言っても良いのでしょうか。
ワークライフバランスは言葉の通り、ワークとライフのバランスが取れたものでなければなりません。したがって、ライフを充実することのみを志望動機とするのはワークライフバランスとは言えません。ワークを精進することにより恩恵としてライフが充実させたいと伝え、具体的には、「御社で長く働くために、常日頃、健康であることを心掛け、生活を充実させながら、仕事もより一層邁進したい」という意欲が伝わる志望動機であれば、採用側にも仕事に対しても真剣に向き合い、20代だからこそ、長く働きたいという気持ちが伝わります。あくまで仕事を精一杯取り組むために、御社を志望しており、精一杯働くためには、長期間、生活の中で健康をコントロールするといった志望動機が適切と言えます。志望動機については後述する転職エージェントに相談するのもいいでしょう。
第2条 退職理由は前向きに
面接において、退職理由について聞かれた際、どのように答えれば良いのでしょうか。採用側としてはこのような質問をする場合、「当社で採用した場合、すぐに辞めてしまわないか」「転職理由が当社で満たされる内容なのか」と考えている場合が多いです。
まず、在職している会社の不満(例えば「残業が多すぎてワークライフバランスが全くとれないのが転職理由」)などは言わず、より専門的なスキル向上のため等、前向きで意欲的な回答が適切です。御社であれば更なる技術を習得でき、その技術を御社で活かしたいといったポジティブな内容にしましょう。志望動機と絡めて退職理由・転職理由を伝えられればベストです。
第3条 20代向け転職エージェント利用のすすめ
ハローワークや合同企業説明会などに足を運びご自身で求人票を見つけ、応募するといった転職スタイルの方も一昔前は多かったですが今は「転職エージェントの利用」が主流です。しかも今は20代専門転職エージェントなども多いのでそういった転職エージェントの方がさらにベターかもしれません。若手とも言われる20代が転職活動のために何日も休んだり、働きながら、自分の適性に合った企業を探したりすることは思っている以上にハードルが高いです。忙しい現状だからこそ、転職をしたいと考えている方にこそ転職エージェントを利用することをお勧めします。
転職エージェントは、ハローワーク等に公開されていない企業から直接依頼された求人情報等も持っており、面接では分からないと思っていること(企業の雰囲気や働きやすさ)なども、企業へ行かずともエージェントを通して事前に知ることができます。転職エージェントは企業の担当者と接しているので、入社後のミスマッチが少なくなります。書類などもその都度新たに作成するのではなく、一度エージェントに提出した履歴書や職務経歴書は再度使うことができるケースもあります。
そして、転職エージェントでは担当コンサルタントに悩み相談できることがなによりのメリットです。転職活動は業務の棚卸しなど日頃の自分自身を見つめ直す機会ですが、一方でとても孤独になる場合があります。転職活動は正解が見つけにくい分、悩み考えるときに、担当コンサルタントという客観的な立場であり、プロの方から気軽に意見を伺うことができます。「ワークライフバランスを整えながらしかも給料はアップしたくて・・・」など一見難しそうな希望も転職エージェントなら叶えてくれるかもしれません。
第4条 ワークライフバランスを充実させるための自己啓発のすすめ
厚生労働省 「職業生涯を通じたキャリア形成」(https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/14/dl/14-1-3_01.pdf)によると、統計的に自己啓発をしている割合が高ければ高いほど、高い処遇のまま転職をすることができるようです。
ワークライフバランスを充実させながら働くにはやはり「人材として常に評価され続ける」というのは1つとても重要です。人材としてのスキルが高ければ自然と会社側も労働者側への裁量度を挙げてくれるようなケースも少なくありません。上記の資料によれば自己啓発を積極的に行っている労働者は比較的高い年収を得ている者が多く、自己啓発を積極的に行っている転職希望者は高い処遇を維持したまま、転職を行っているというデータもあります。自己啓発などを通して自分のスキルを磨いていけばワークライフバランスを充実させながら良い待遇をキープすることにもつながっていきそうです。
第5条 国に働きやすさを認定された企業を探すのも1つ
平成29年5月から厚生労働省のホームページにて、いわゆるブラックリストとして、企業が協定を超えて残業を行わせていた会社など労働基準法に違反した確認をすることができます。
また厚生労働省認定のくるみんマーク等の認定企業は、認定基準として、育児休業期間の延長やノー残業デーの導入など働きやすい企業として認定されており、こちらもHPから確認できます。(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/jisedai/kijuntekigou/index.html)その他にもくるみん認定を既に受け、相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、高い水準の取組を行っている企業をプラチナくるみん、えるぼし等、働きやすい環境が整った企業が認定されているので、具体的な企業を検索する場合一つの基準にしてみても良いかもしれません。

4.ワークライフバランス重視の転職に成功した20代の体験談(1)

ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
性別女性
現在の年齢25歳
転職時の年齢22歳
転職時期2016年10月
転職前の業界・職種・都道府県健康食品メーカー・イベント企画(三重県)
転職後の業界・職種・都道府県中小鉄道会社・事務(三重県)
最終学歴四大卒
キャリ姉
前職は新卒で入社した会社でしょうか?就職を決めた理由と、仕事内容を教えてください。
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
就職するなら、自宅から通える範囲の会社を希望しており、その中で自分のやりたい分野の会社であったため就職しました。新卒就社した会社です。三重県内では名の知れた会社だと思っています。
会社の業務内容は健康食品の研究・開発・製造・顧客対応を一貫して行っていました。自分の仕事内容は、健康食品の購入者向けに月に一度商品説明会が開催されていたので、受付対応、当日のイベント運営を担当しておりました。顧客が飽きないよう、毎度イベントの趣旨を変更したり、スムーズに移動できるようスケジュール管理を徹底して行ったりしておりました。その結果、イベント開催ごとに募集者が1割ほど増え、商品に対する理解を深めていただける方が増えました。
キャリ姉
入社早々に仕事の成果を上げていたようですが、20代で転職を決めた理由というのは?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
職場の雰囲気・業務の進め方・業務時間の多さ・一人の社員に対する扱い方、私は環境全てに不満がありました。残業時間も一ヶ月に80時間を超過することが多々ありました。新入社員は仕事をまだ覚えていないからと訳の分からない理由で、朝業務開始時間の一時間半前に出社させられ手当はつきませんでした。また、謎に、社員同士が家族という意識があるらしく、距離が近いのも気落ち悪かったです。会長をマッサージするというマニュアルがあり、社員が順番に担当していきました。この時点でもう転職しようと思いましたが、決意したのは自分だけが担当に指名された時です。他にも働ける企業はあるので、この会社で一生働きたいと思うことができず、入社半年で転職を決めました。
キャリ姉
独特の社風だったんですね。転職活動はどのように進めましたか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
転職サイト2社(リクナビnext・マイナビ転職)、ハローワークの合計3社に登録し、ハローワーク経由で転職しました。退職後、3か月の期間を開け転職活動を行い、2社応募し、1社内定をいただくことができました。担当の方がとても親切でしたので、転職活動はスムーズに行うことができました。
キャリ姉
転職先ではどのような仕事を行っていますか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
転職先の企業の業務内容は、鉄道輸送を行っています。私は現在の職場で鉄道の保守・メンテナンスを行う技術課の事務員をしています。主に電話応対、メンテナンスで必要なものの購買、工事請負請書の作成、伝票の作成といった業務を行っています。
事務の仕事に関するマニュアルはノートやメモなどの媒体しかなく、膨大な情報量の中から必要なものを探し出すのに時間がかかっていました。そのためマニュアルをexcelにまとめ、整理されていない書類を表紙やタックインデックスを付け一目で分かるようにファルリングし関連性のあるものでまとめる工夫をしました。また、線路平面図も紙の原本しか存在しなかったので、修正箇所がある際は手書きで行っていました。それをjw‐cadでデータ化することにより修正しやすく、必要な路線情報をすばやく抽出することができるようになりました。
キャリ姉
前職と比較として、新しい職場が良いと感じるのはどんな点ですか?残業などのワークライフバランス面や、社風の問題は改善されましたか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
新しい職場が転職前と比べ良い点は、残業が全くないのと、残業があった時にはきちんと残業手当がつくところです。年収面は少し下がってしまいましたが、精神的に追い込まれることがなくなったので、私にとっては大成功です。また、年間休日が108日から117日に増え、土日祝日をしっかりと休むことができ、年末年始もお休みがあり、有給休暇も自由に取得できる環境がありがたいです。当日に午後休みたいと申請しても快諾してくれるので、ありがたいです。
職場の雰囲気も、とてもよくプライベートは大切にしようという雰囲気なので私には合います。プライベート重視でも社員同士コミュニケーションが取れているので、話しにくいということもありません。前職では毎週のように開催されていた参加したくもない社内の飲み会も忘年会・歓送迎会くらいなので、無駄な出費も抑えられるようになりました。せかせかした雰囲気はないので自分に余裕ができ、ゆとりを持つことができました。前職では休みの日は疲れすぎて、気力がなく寝てばかりでしたが、現職では休みの日でも遊びに出かけられる体力がきちんと残るようになりました。ワークライフバランスが整い、プライベートも充実させられることもでき、転職してよかったです。
キャリ姉
働きやすい環境の職場に転職できたんですね!入社して半年、20代前半の転職活動は苦労しましたか?面接で心がけたことがあれば教えてください。
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
入社半年で転職だなんて、自分は社会に適合していないのかと不安に思うこともありました。20代前半の入社半年で転職する理由がステップアップのためではないので転職理由を伝えるときは困りました。本当の転職理由が前向きではないので、学生時代にしてきたこと・入社半年で身に着けたこと・自分ができることを積極的にアピールすることを意識していきました。転職活動中面接でも努めて明るくふるまう事を心がけていきました。基本のことだと思いますが、基本が大事だと思い、これを意識しました。
キャリ姉
それでもワークライフバランス重視の転職を成功させたのは立派だと思います!20代の早期で転職を考えている方に一言お願いします。
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Aさん
3年は会社に在籍していないと転職は不利という誰が言ったか知らない言葉に縛り付けられている方が多いと思いますが、そんなことはありません。転職したいと思った時が転職時なのではないかと私は思います。今いる場所で不満が改善されないのであれば、だらだらと自分の中の不満を抱えながら仕事をするより新しい環境に飛び込んでいくことが大事だと思います。自己分析をしっかりし、次の職場に求めることを追及してから転職活動を行えば、20代の転職はスムーズにいくと思います。

5.ワークライフバランス重視の転職に成功した20代の体験談(2)

ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
性別女性
現在の年齢27歳
転職時の年齢25歳
転職時期2018年2月
転職前の業界・職種・都道府県食品専門商社・営業事務兼営業所経理(大阪府)
転職後の業界・職種・都道府県害虫駆除会社・一般事務員(奈良県)
最終学歴四大卒
キャリ姉
前職に就職した経緯と、具体的な仕事内容を教えてください。
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
卒業を間際に控えた学生当時、就職が決まっておらずどうしようかと悩んでいたときに、大学のキャリアセンターの職員より勧められて面接を受けました。結果は内定。今の時期から就職活動をして一発で受かることはなかなかないのでその会社に入社した方がいいという勧め従い、前職に入社しました。
入社当時は営業事務として入社しましたが、入社から3ヶ月で配置転換で経理に異動。営業所の経理を受け持っておりました。全国でも売り上げがトップの営業所だったため、慣れない業務を激務の中で続け、24時を過ぎて帰ることもありました。この経験があったため、全くの未経験だった私が、短い間に経理として仕事ができるようになりました。また営業事務の仕事も派遣社員に教えておりました。
キャリ姉
短期間で経理のスキルを身に付けることができたんですね。転職を決意したのは、やはり激務であったことが原因ですか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
そうですね、人手不足で残業が多く(45時間程度)、土曜日出勤があったために休みも少なく、私生活が回らなくなってきたためです。ワークライフバランスという言葉をよく耳にするものの、私は何のために働いているのかもわからなくなっていく中で、前職の経験を活かせば転職は可能だと感じたため転職を考えました。
全国で売り上げ1位の営業所で働いている私と、前職の他の営業所の事務員の給金が同じであることに疑問を持ったこともきっかけの一つだったと思います。また、様々なサイトで調べてみて、自分の能力であれば他にも選択肢は色々あると感じたことや、一度勉強し直す時間を沢山取りたいと思ったことも理由の一つでした。私は実家暮らしだったため、一瞬であれば離職期間があっても生活は十分に回ると考えていた部分もあると思います。小さな不満の積み重ねと、理想と現実の差が理由だったとも言えるかもしれません。
キャリ姉
残業や給料など、様々な不満の積み重ねが転職を後押ししたんですね。転職活動はどのように進めましたか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
転職サイト(リクナビnext、マイナビ転職)2社、転職エージェント3社(パソナ、リクルート、マイナビ20’s)、職業安定所で転職活動を行い、職業安定所で紹介してもらった現職に内定をいただき、入社を決めました。
キャリ姉
転職先ではどのような仕事を行っていますか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
転職先は害虫駆除会社で、私は経理事務、総務事務、庶務などを行っています。掃除なども行っております。思いの外、様々なことをしなければならず、また現場職のため日中は会社に誰もいないため、最初の頃は集中力を欠くことやスケジューリングが難しく、ミスこそほとんどありませんでしたがやり甲斐を見失っておりました。現在では自分から率先して営業さんのタスクの管理を行うなど、小さなやり甲斐を探して働いております。その結果として自己管理能力が上がったように思います。また、前職で大量に請求書の取りまとめを受け持っていたため、取りまとめ請求書の作成速度に自信があったため、全国を取りまとめ営業所を多めに持つことで意識を高く保つようにしています。
キャリ姉
前職と比べて、新しい職場が良いと感じる点はどんなところですか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
転職活動では通勤のしやすい地理にある場所で、残業のない仕事、ワークライフバランスを重視した職場を探しました。その結果として、プライベートや趣味の時間も取れており、資格試験の勉強も着々としております。現在はインターネットビジネスとして3種、ブログの立ち上げの下準備、また趣味である洋裁の能力を活かしてハンドメイドショップの開設を予定しております。簿記も合格ラインが見えてきたため、少しスタートが遅くなりましたがほぼ予定していたことがうまく回り始めているため、良いのではないかと思っております。
また会社で割り当てられている仕事が個人的にとても少ないと感じているため、業務中に本を読んだり、雑誌をめくったり、情報収集のしやすい環境にいることが良かったなと思っています。入社当時より、29歳になったら再転職を決めておりましたが、こうして視野を広げてみると自分にできることというのは思っていたより多く、何をしようか迷っております。経理と簿記の知識を活かしてここ半年は家計簿もつけておりますが、ルーチンの重要さやスケジューリング能力の重要性も感じていますので、簿記2級の取得後にはファイナンシャルプランナーも取得しようか悩んでいます。何にせよ、人生に選択肢が増えました。良かったと思っています。
キャリ姉
まさにワークライフバランス重視の転職を実現されたんですね。20代で初めての転職は、苦労や不安はありませんでしたか?
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
20代で初めての転職で、鉄砲玉のように動いてしまった無知で若かった自分を猛烈に反省しております。そして、無知な私に対して社会の壁はとても厚かったと思います。正直転職自体、最初は成功したとは思っていませんでした。しかしながら、初志に戻って考え直し、再び動き出してみればこの年齢で多くの苦労を知ることができて良かったと実感しております。今となっては、転職当初に掲げていた「近場で残業のない会社、ワークライフバランス重視で働ける仕事」を妥協せずに探して良かったと思っています。20代の転職は、安易には行わないことを勧めたいですし、同時に、大卒の就活生にもっと就活の大切さを広く知ってもらいたいと思います。
キャリ姉
転職を考えている20代の方にメッセージをお願いします。
ワークライフバランス重視の転職に成功・20代Bさん
今の時代は会社に尽くす時代ではありません。ホワイト企業とブラック企業という言葉が存在する時代ですから、早くブラック企業には見切りを付けるべきだと思いますが、その前に自分自身のブラッシュアップを常にしておいてくださいと言いたいです。一番簡単なのは、そういう本を読むことです。我々が企業に尽くさなくなったように、企業も我々に尽くしてはくれない時代になりました。これからの時代に生き残っていくのは本当の知性です。ぜひ転職を決意する前に、一度自分を省みてください。それから動きましょう。今の社会というのは、私たちゆとり世代が思っているほど、ゆとりのある時代ではありません。腹を括って、転職活動を行なってください。