①環境改善を求めて、20代後半で転職した児童指導員!

20代で転職した児童指導員Aさん
性別女性
現在の年齢29歳
転職時の年齢27歳
転職時期2018年8月
転職前の業界・職種・都道府県社会福祉法人 児童発達支援センター・児童指導員 (福岡県)
転職後の業界・職種・都道府県社会福祉法人 児童発達支援センター・児童指導員 (福岡県)
最終学歴大学院卒

キャリ姉
転職前も今も児童発達支援センターの児童指導員をされているんですね。前職に入社した理由と、具体的な仕事内容を教えてください。
20代で転職した児童指導員Aさん
大学の所属ゼミの教授と、当時のアルバイト先の社会福祉法人児童発達支援センター園長の紹介があったことと、学生時代から専門的に学んだことを活かせる職場であると考え、就職試験を受け入職しました。法人として市内に6つの事業所(生活介護事業、ヘルパー派遣、相談支援事業、放課後等支援事業、就労移行事業など)を持つ、歴史のある法人でした。私は事業所の児童発達支援センターに新卒で正規職員として採用されました。福岡市内の知的障害や発達障害を持つ未就学(3~5歳児)児の通所事業になります。児童指導員として日常の生活能力の訓練の支援や、コミュニケーション支援をしたり、保護者支援として、子どもの障害理解に向けた学習会なども行なっていました
キャリ姉
そんな前職から転職を決意した理由は何ですか?
20代で転職した児童指導員Aさん
職場の同僚、管理職、法人運営の3点に問題を感じ転職しました。職場の同僚間は、年功序列の風潮があり、20代の若い職員であると発言しても否定されることが多く、また仕事を押し付け合う雰囲気があり、現場と事務の業務のどちらとも、職員全体で意思疎通が取れず、雰囲気の悪い状態でした。
管理職については、現場の状況を知ろうとせず、最低限の人員配置しかせず、低コストで運営を行おうとばかり考え、個人の仕事は増えていく一方でした。また、管理職も現場の年配職員と一緒になり陰口を言うことが多く、事業所全体での雰囲気が良くありませんでした。
法人に関しては、まず資格手当が削られたこと、週休2日から変型労働制となり、休日が減ったことなど、当初の契約内容からの変更が続き、会社全体に対する不信感は募る一方でした。
キャリ姉
人間関係や条件面など、色々問題が多い環境だったんですね。転職活動はどのように行いましたか?児童指導員に絞って求人を探したのでしょうか?
20代で転職した児童指導員Aさん
インディード、福祉の転職サイトを主に閲覧し転職先を探しました。また、卒業した大学の就職課や実習指導室(福祉専門の大学の職員に相談できる窓口)も数回利用しました。次も児童指導員として働ける職場を希望していました。また、ハローワークに登録し、面談指導や履歴書の添削は、転職先の候補が決まったのち、数回利用しています。
キャリ姉
色々な方法で転職活動を行ったんですね。新しい職場ではどのような業務に携わっていますか?
20代で転職した児童指導員Aさん
現在は、とある社会福祉法人に勤務しています。事業所を4つ(生活介護事業、ヘルパー派遣事業、相談支援事業、児童発達支援事業)持ち、地域に根ざした障害者支援を行う法人です。その中で、私は児童発達支援事業に従事しています。
業務内容は、障害種別は問わず、就学前であれば年齢も問わずに一日10名を受け入れる、通所事業所です。個人に応じたプログラムをアセスメントをもとに作成し、実施し、モニタリングを経て、新たな目標の追加などを行います。職員1人に数名の担当利用者が決められており、直接支援や、保護者への面談も行なっています。また、地域生活の支援として、利用児童の通う保育園や幼稚園を訪問し、話し合いの機会を設けることもあります。
キャリ姉
前職と同じく、社会福祉法人の児童指導員とのことですが、新しい職場が良いと感じる点はどんなところですか?
20代で転職した児童指導員Aさん
職種は変わらず児童指導員ですが、転職したことにより、生活が一変しました。前職では20時過ぎまでの残業は当たり前であり、平日に家事をする時間や体力もありませんでした。スーパーの惣菜やカップ麺で食事を済ませることがほとんどで、栄養のあるものを食べることもなく、体調は悪く、特に女性特有の生理に関する面で不調が続いていました。転職してからは、残業はほぼなく、毎日自炊をすることができています。以前は、晩ご飯に何を食べたいか考える余裕もなく、生きるために何か口に入れるといった状況でしたが、現在は、食べたいものが明確に頭に浮かび、食材を考え、自炊を楽しむ余裕までできています。また、精神的な面でも変化がありました。職場の人間関係が悪く、毎日イライラしており、表情もよくないものだったと思います。一人暮らしのため、気分を変えるために、テレビをつけたままにしていたり、電気をつけたまま寝てしまうといった生活でした。また、いつも誰かに愚痴をこぼしていました。しかし現在では、近所の方に挨拶をしたり、常に笑顔でいようと思うようになっています。日常的な生活と心の余裕が生まれると、以前は、1日1日のことを考えるだけで精一杯の毎日でしたが、さらに将来への目標も出てきました。新たな自分の可能性が拓けたように感じており、毎日楽しく生活することができています。
キャリ姉
時間の余裕が出来て、気持ち的にも楽になったんですね!児童指導員として転職活動を経験してみていかがでしたか?20代の初めての転職活動は不安でしたか?
20代で転職した児童指導員Aさん
児童指導員として仕事の内容は今までも自分が希望してきたものであり、キャリアを考えると、もちろん長く働くことにメリットがあるため、20代で転職をすることは不安に感じました。また、転職してからの給料の差や、待遇についても不安がありました。また、同じ業種であると、市内近郊では関係性もあるため、前職と同じ市内での転職は難しいことが考えられました。さらに、大学の教授からの紹介ということもあり、そこでの繋がりや、利用児童や利用児童の保護者との関係性も信頼を失うのではないかと不安は多くありました。
キャリ姉
それでも児童指導員として20代で転職を成功させたのは立派だと思います。同じように20代で転職を考えている方にアドバイスをお願いします。
20代で転職した児童指導員Aさん
20代であるからこそ、転職のチャンスだと思います。年齢が高くなるにつれ、給料の落差が大きくなります。そうなると、嫌な環境であれ、我慢をしてしまいます。自分の目標や理想とかけ離れた仕事をしたり、人間関係で悩んだりする時間は、もったいないものです。また、そのような職場環境に身を置き、精神の不調を来した同僚は何人も見てきました。人生1度きりなのです。なりたい自分を想像し、チャレンジすることで、想像以上の世界が待っていることもあります。転職したからこそのキャリア形成もあるのです。20代だからといって臆することなく、自分に嘘をつくことなく、活き活きと輝ける場所を探してください。

②20代前半(第二新卒)で、児童支援を学べる職場に転職!

20代で転職した児童指導員Bさん
性別女性
現在の年齢25歳
転職時の年齢23歳
転職時期2017年5月
転職前の業界・職種・都道府県教育委員会(小学校)・特別支援員・兵庫県
転職後の業界・職種・都道府県放課後等デイサービス・児童指導員・大阪府
最終学歴四大卒
キャリ姉
前職は教育委員会の特別支援員で、勤務先は小学校だったんですね。具体的にはどのような仕事をしていましたか?入社した経緯も教えてください。
20代で転職した児童指導員Bさん
特別支援員に就職するに至った経緯は、大学在学中から就職に関しての不安と、教育学科だから小学校か幼稚園しかないのか?と疑問があり、いきなりフルタイムの仕事をせずに、親の元で生活面の安定がありながら、働き方について1年間考えようと思ったことと、親から特別支援員があることを教えてもらい、今やりたい仕事がないならやってみようと思ったことが経緯としてあります。
仕事内容としては、私が勤務していた小学校では、1人付きっ切りで支援が必要な児童がいて、担当制ではありませんが自然と登校から下校までついていました。普通級に在籍するが、集団行動についていくことが難しかったり、授業のペースについていけなかったり、離席してしまう児童に声をかけて、集団行動に少しでもついていけるように支援します。採用にもよりますが、私の場合は資格が不要で勉強を教えてはいけませんでした。授業中は今やっているページを伝えたり、離席をする時には着席を促したりします。休み時間は、排泄の声かけが必要だったため、出た量と時間をメモします。空き時間には、行った支援の記録を書き、学期ごとに子供の成長したところを記録します。担任の先生と児童の共有を行い、今後の方針について話を聞きます。15時までの勤務の為、時間になったらタイムカードを押し、帰宅します。2学期までは、1人の児童を見ることが多かったですが、2学期以降は、低学年と中学年の児童に入り、支援を行いました。児童にもよりますが、着席の声かけをするだけで大丈夫な児童もいたり、明らかに授業についていけない児童もいます。密に担任の先生と連絡を取りながら、児童にとって支援のできる範囲で支援できるよう相談します。
キャリ姉
小学校で児童への支援を行っていたんですね。転職した理由は、元々1年だけの勤務と自分で決めていたからですか?
20代で転職した児童指導員Bさん
そうですね、支援員は1年間の契約で、契約更新はできますが、元々1年間は親の元に居ながら仕事をして、慣れてきたら生活面も自立していこうと考えていたからです。又、支援をしていく中で先生ではない為、勉強のフォローは出来なかったり、どのように支援をしたら良いか分からずに悩むこともあり、教育を学びに行きたいと考えたのも転職を決意したきっかけでもあります。大学で教育は学んで来ましたが、実際にしてみないと分からないことやしていても分からないこと、先生方は忙しいので自分でも知識を増やしていくことが大事だと気づきました。そんな時に友達から放課後等デイサービスの児童指導員の仕事を勧められ、子供の発達について学ぶことで、支援に生かせるのではないかと考えました。
キャリ姉
ネガティブな転職理由ではなく、もっと学びたいという向上心による転職だったんですね。20代前半での転職活動は大変でしたか?求人探しはどのように行いましたか?
20代で転職した児童指導員Bさん
就職サイトを見ると情報が多かったですが、就職イベントは違和感があったため、ほとんど参加しませんでした。友達の紹介と、自分が気になる会社の2択で進めていきました。1週間で面接を4回行い、東京と大阪を往復し、先に内定を頂いた会社に決めました。
キャリ姉
短期間で東京と大阪に面接に出向いたのは大変でしたね!新しい職場ではどのような業務に携わっていますか?
20代で転職した児童指導員Bさん
発達障害の放課後等デイサービスの児童指導員をしています。小学生から高校生の児童が週に1回程度教室に通い、1時間の指導を個別か小集団で行います。その後、保護者に指導内容のフィードバックを5分程度行います。私は指導員で、子どものニーズに合わせて学習やソーシャルスキルの指導を考え、実施します。他には教室長や児童管理責任者、指導員の指導の質を高める為のトレーナーも在籍しています。指導を考えることはもちろんのこと、運営面の業務もあります。災害が起きた時の対応や必要書類を作成したり、お子様が熱などで休みが出た時に他のお子様を案内したり、個人情報の保護の為にツールを整える事など、1日の中でも多数の業務があります。
キャリ姉
前職とは仕事内容がかなり違うようですね。新しい職場は前職と比べるとどんな点が良いと感じていますか?
20代で転職した児童指導員Bさん
朝が苦手な私にとって、勤務時間が昼からであることは朝起きるストレスが軽減されるのでよかったです。夜も遅いため、遊びに行ったりせずに、ご飯を食べて寝るだけの生活リズムが合っているようです。
職場は20代~30代の若い人が多く、私が入社した時には教育の資格も必要なかった為、教育未経験者も多く、お互いに話し合いながら仕事の環境や指導を考えていくことが出来たので、自由度もありました。入社当時は残業もしていましたが、上司から意味のある残業ならいいが、定時に帰るよう言われ、残業をよしとはせずに、私たちの体調のことも考えて下さり、上司との関係もよく、職場環境はとても良いと感じています。田舎育ちの為、大阪勤務は緊張もありましたが、プライベート面でも京都にも近く、神戸にも近いため充実しています。そのため休みも楽しく、職場でも何でも言い合える環境で、毎日楽しく過ごせています。
指導面でも、研修制度や勉強会もあり、子どもの言動が起こる原因は何か、などと学べる環境があります。仕事終わりも無理な接待もなく、上司から飲みに誘って頂いてたわいもない話ができる関係性でもあります。引っ越しも伴いましたので、20代という若いからこそできる転職でしたが、全体的にストレスが少なく、過ごしやすい環境です。
キャリ姉
とても恵まれた環境のようですね。20代で転職をすることについて何か不安に感じたことはありましたか?転職活動で意識したことや、心がけたことがあれば教えて下さい。
20代で転職した児童指導員Bさん
20代の転職は、私にとっては大きく困ることはなかったように感じます。大阪に行くことに対しての不安はあり、誘ってくれた友達からも児童指導員の仕事は大変なこともあると現場の話も聞いていたので、それらに対しての不安はありました。転職活動で意識した点は、大手企業ではなく中小企業、堅苦しい職場ではなくアットホームな職場、何よりも教育について学べる仕事を優先して探し、面接でもありのままに話をするように心がけました。
キャリ姉
あまり困ることもなく、転職活動はスムーズに進んだのですね。20代で転職をすることについて悩んでいる人も多いと思いますが、そのような方にメッセージをお願いします。
20代で転職した児童指導員Bさん
20代での転職はオススメします。30代になると頭が凝り固まったり、女性なら結婚や子育てに専念したくなる年でもあります。自由に動ける20代のうちに、自分がやりたかったことを後悔せずにできるように、転職をしてほしいです。今の時代、20代で転職する人は多く、前職や資格、大学名でとる職場よりも、人を見て採用してくれる会社もあります。自分らしさを前面にだして、楽しく転職活動を行って欲しいです。その先には、楽しい仕事が待っていると思います。